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平成29年5月1日変更!特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)とは?

年齢や障害、家庭環境などによって就職が困難な労働者を雇用した場合に支給される「特定求職者雇用開発助成金」。今回は平成29年5月1日よる追加された特定求職者雇用開発助成金の「三年以内既卒者等採用定着コース」についてご紹介します。

1.特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)とは?

平成29年5月1日より「三年以内既卒者等採用定着奨励金」が「特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)」として要件等の変更が行われ、生まれ変わります。

「特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)」は学校の既卒者や中退者が応募することができる募集枠をつくり、採用を行い継続して雇用した事業主が受給可能な助成金です。既卒者や中退者の積極的な採用を行い雇用の増大を目指します。では、助成金受給のための要件や受給額についてみていきましょう。

2.三年以内既卒者等採用定着コース・支給対象者

 

以上の条件に当てはまる者で、今まで一般の労働者とて同一事業主から継続して12か月以上雇用されたことがない労働者。

3.受給要件

三年以内既卒者等採用定着コースはさらに2つのコースに分かれており、「既卒者等コース」と「高校中退者コース」があります。コースごとに受給要件が異なるので確認していきましょう。

(1)既卒者等コース

・最低でも、卒業または中退してから3年以内の方が応募することができる新卒求人や募集を行い、応募した条件に該当する既卒者や中退者を通常労働者として採用し雇用した場合

・現在までに既卒・中退者の新卒採用をしたことが無いこと

(2)高校中退者コース

・最低でも高校を中退し3年以内の方が応募することができる、高卒求人の申込や募集を実施し、条件に該当する中退者を通常労働者として採用・雇用した場合

・現在までに高校中退者を高卒枠で採用・雇用したことがないこと

その他共通の要件は以下でご確認ください↓

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4.三年以内既卒者等採用定着コース受給のながれや支給対象期について

三年以内既卒者等採用定着コースは各対象期ごとに最大3回まで受給することができます。支給対象の期間は対象の労働者の雇用日から12か月ごとに区切った期間を言います。

5.受給額

三年以内既卒者等採用定着コースを利用した場合の受給額をみていきましょう。助成金の対象者を雇用した時だけでなく、対象の従業員を継続して雇用した場合の2年後・3年後にも助成金を受給することができます。また、改正により受給内容が変わっているので注意が必要です。

 

まとめ

今回は特定求職者雇用開発助成金の三年以内既卒者等採用定着コースについてご紹介しました。受給対象の従業員を継続して雇用することで、採用から3年目まで助成金を受け取ることができるため是非ご活用ください。しかし平成29年5日1日より受給額等の条件が変更されたため、受給をお考えの事業主の方は注意が必要です。申請の前に変更点等の条件をしっかり確認が必要です。