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助成金申請の絶対要件「雇用保険」に加入している事業主。雇用保険って何?

助成金の申請要件は、助成金ごとに変わる部分があります。

しかし、すべての助成金に共通する要件というものがあります。その中でも、「雇用保険」の適用事業主であることは絶対です。今回はこの雇用保険について確認しておきましょう。

1.雇用保険とは

社会保険制度の「広義の社会保険」に括られる、労働保険の一つです。

労働者が失業した場合や、育児・介護などを理由とする休業の場合の手当を給付してくれる制度を言います。よく言われる「失業保険」がこの雇用保険の「基本手当」を意味しています。

2.雇用保険の適用事業所とは

『労働者を雇用する事業所』が雇用保険の適用事業所となります。雇用保険の適用となる範囲は

・31日以上の雇用が見込まれること

・1週間の所定労働時間が20時間以上であること

この範囲に該当する従業員を雇用していれば、雇用保険の適用事業所となるということです。

但し、以下のいずれにも当てはまるような事業所は「暫定任意適用事業」となり、雇用保険の加入は事業者、労働者の1/2以上の意思に任される、任意となります。

・農林水産業(船員が雇用される事業を除く)であること

・個人経営であること

・常時5人未満の労働者を使用する事

3.保険料について

雇用保険の保険料は労災保険と一緒に、事業主が労働局へ納めます。

平成29年度の雇用保険の保険料率は以下の通りです。

まとめ

厚生労働省が管掌している助成金の財源はこの「雇用保険」の保険料です。そのため、「雇用保険の適用事業主」が申請の要件になるという訳です。雇用保険に該当する従業員を1人でも雇い入れた場合は、雇用保険適用事業主となります。初めて従業員を雇い入れる場合は「事業設置届」や「雇用保険被保険者資格取得届」などの提出が必要となります。

従業員を雇用することになったときには、是非、活用できる助成金が無いかも確認してみてください。また、疑問な点は助成金に強い社労士に相談することをおすすめします。